記事は「『国立がんセンター』にがんが巣くっているらしい」との見出しで、3ページにわたって掲載。冒頭、嘉山氏が「研究のレベルも低い。もっと真面目に働けって」と職員を批判したとしているが、これについてホームページの見解では、「4月1日の告示では『個人個人の能力はあるが、統合すればもっと力が延ばせる』と公的に述べている。真意を記載しておらず、誤解を生む表現になっていることは、大変遺憾」としている。
また、「嘉山氏は、民主党支持者」との大村副委員長のコメントに対し、嘉山氏は「舛添(要一・前)厚生労働大臣時にも政府委員を務めており、大村氏の発言は事実をとらえておらず、遺憾」と批判。さらに、文中の大村副委員長の引用に関して、「『脳腫瘍』の患者さんを治療・研究したり、外科手術で頑張って貢献している医療人は、国立がん研究センターの理事長になる資格が無いと考えているのではないかと考えざるをえない」とし、「個人的には名誉毀損に相当する」と怒りをあらわにしている。
ホームページ上で見解を公表した理由については、「事実と異なる記載は、国民と患者さん及び国立がん研究センター職員への誤解を生む」としている。
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